スタッフ紹介

施術者紹介

院長 方波見 将之

(かたばみ まさゆき)

専門性:自律神経の乱れ、不妊症、産前•産後、頭痛、めまい、頭部外傷、トラウマ、メンタルケア、身体の痛みなど

スタッフ 山本 卓弥

(やまもと たくや)

専門性:赤ちゃんの頭の形、向き癖、反り返り、運動発達支援、赤ちゃん•お子さんのお悩み全般

スタッフ 荒川 啓史郎

(あらかわ けいしろう)

専門性:野球肩•肘、テニス肘、オスグッド、半月板、足底腱膜炎、腰椎分離症、変形性関節症、腰痛など

院長 方波見 将之

(かたばみ まさゆき)

・保有国家資格  理学療法士
・IOAJ(インターナショナルオステオパシックアソシエーションオブジャパン)会員
・ASSOSG(ATスティルサザーランドオステオパシースタディーグループ)賛助会員
私が理学療法士を目指したきっかけは大学に進学してからでした。
当時大学1年制だった私は、将来何をするんだろう?と18年間の人生ではじめて考え始めました。
当時の無知な自分は『大学卒業後はサラリーマンか…』と悩むようになりました。
今となってはサラリーマンにも色々あるので、自分に向いた仕事もあったとは思いますが、当時はそんな事も考えられず『サラリーマンなんて自分には向いていないな…』と大学卒業後の進路に不安を感じました。

そこから『何か自分に向いている仕事はないかな?』
と考えるようになり色々な仕事を調べるようになりました。

仕事を調べる上で『せっかく仕事をするんだから困っている人を助けられたらいいな』という思いがありました。
そんな時に見つけた仕事が理学療法士という仕事でした。

理学療法士という仕事を当時初めて知り、ケガや病気などの後に社会復帰をするお手伝いをしたり、痛みで困っている人を手助けするという仕事はとても魅力的に感じました。

私は小さい頃から周りの人に温厚で優しいと良く言われていたので、『理学療法士なら、自分の性格を活かしながら困っている人を助けられる!』と思い、大学を辞め、理学療法士になることを決意しました。

学校進学後は無事国家資格を取得し、
総合病院で3年間、中枢神経系、神経難病のリハビリをしていました。
中枢神経系、神経難病の方で身体を動かしにくい方であっても、痛みで困っている方が多く、痛みのせいでより身体を動かしにくくなり、生活が思うようにできないという方のリハビリをたくさん担当してきました。

痛みがなければもっと楽に生活ができるという患者さんのリハビリを多く経験してから痛みについて興味を持ち、整形外科の分野でより痛みに関わるリハビリがしたいと思い、整形外科に転職することにしました。

整形外科では、腰痛、肩こり、痺れなど様々な痛みを主訴にして来院される方がたくさんいました。
今まで痛みについて興味があったため、このような方達のリハビリをすることが楽しみで整形外科で働き始めたのですが、
実際に想像していたものとは違い、リハビリで良くなる人もいれば、思っていたような効果が出ない人もたくさんいました。

腰痛が半年以上続いている…
いつも肩こりがある…
2年以上手が痺れている…

その他にも頭痛や胃腸の痛み、めまい、自律神経の乱れや更年期障害など様々な症状を併発している人がたくさんいました。

『こんなに慢性化したり、重症化してしまう前に早く病院に来ていれば健康でいられたのかもしれないのに…』
『こんな方達にも何かできることはないかな?』

と考えるようになり様々な治療法を学びました。

筋膜リリース、トリガーポイント、ボディワーク、カイロプラクティック、波動療法などを学んでいきました。
これらを学んだことで今までより良くなる患者さんは増えていったのですが、それでも全く良くならない患者さんもいたのです。

『この方達はいったい何をやったら良くなるのだろう?』と悩んでいた時に出会ったのがオステオパシーです。

オステオパシーは理学療法をやっていた頃に、理学療法士が行っている徒手療法の源流はオステオパシーだとは聞いていたため、名前は知っていました。
たまたま悩んでいたこの時期に札幌でオステオパシーのセミナーがあるということを知り、より良い方法を探していた僕はまずは1度受けてみようと迷わず申し込みました。

その時初めて受講したオステオパシーのセミナーでの講師の先生の圧倒的な技術力とオステオパシーの人間に対する考え方に衝撃を受けました。

肉体だけでなく精神的な部分も大事にするということ、

全身は繋がっており、全く関係のなさそうな場所が原因となることもあり、足の問題が頭痛になるような可能性もあるということ、

症状が出ているのは全体のバランスを取るための結果に過ぎないということ、

全身のあらゆる場所を施術するということ、

そして痛みや痺れなどの整形外科疾患はもちろん、
胃腸などの消化器や内科疾患、
生理痛や不妊症などの婦人科系、
中耳炎や多動症などの小児疾患、
トラウマや精神疾患など、
通常病院にかかるようなあらゆる疾患に対して施術が可能ということを知り、

『今僕が悩んでいる方はこのオステオパシーができれば救えるのではないか?』
そして、『もっと様々な症状でお困りの方の手助けができるかもしれない!』と考えるようになったのです。

そこからできるだけ早くオステオパシーができるようになりたいという一心で、週末は関東や関西にオステオパシーを学びに行くという日々が2、3年続きました。

セミナーに参加して帰ってきた翌日から学んで来たものを実践していくということを繰り返していました。

そうすると今まで悩んでいた患者さんから『楽になってきた』という声が聞けるようになってきたのです。
そして、『方波見先生が担当で良かった』と言ってもらえることが今まで以上に増えてきたのです。

オステオパシーを学んで良かったという思いと共に、

痛みなどのお悩みだけでなく、内科疾患や婦人科疾患、小児疾患やトラウマのある方などにもオステオパシーを受けてほしいという思いが強くなっていきました。

病院勤務では自分の思うような施術ができないため、病院を辞め、札幌円山でオステオパシー治療院いぶきをオープンしました。

『良くなりたい』と思う方のお力になれるよう現在も初心を忘れず、オステオパシーをより深めるために学び続けているのはもちろんですが、
ヒーリングやトラウマケアなど様々な角度から人間といういもの理解するために学び続けています。

2022年からは山本、2024年には荒川が加わりました。
これからは3人体制でより多くの不調でお困りの方、
将来も健康で幸せに生活をしていきたいという方のお力になれるよう今後も活動していきたいと思います。

スタッフ 山本 卓弥

(やまもと たくや)

・保有国家資格  理学療法士
医学の道に入り、オステオパシー治療院いぶきで働くことになったこれまでの経緯を書かせて頂きます。

私は函館で三兄弟の長男として生まれました。
小さいときは両親、祖父母、周りの大人たちに可愛がられとても人懐っこく育ちました。
性格は明るく、周りの人が笑顔でいることがとても好きでした。

家族は仲が良く、特に母は子供たちにすごく愛情深い人でした。
母は子供3人の育児をしながら家事・仕事と毎日忙しくしておりました。そんなパワフルな母でしたがある時重い病気になり、札幌の病院に運ばれることになります。

その時「自分が母の病気を治したい」と思い医師になることを目指します。
猛勉強をして医学部を目指しましたが、医学部の壁は高く、受験することを諦めてしまいました。
1年浪人することも考えましたが、兄弟がいることもあり、迷惑はかけたくないという思いから理学療法学科に進学しました。

大学を卒業後は回復期リハビリテーション病院、急性期整形外科病院に計10年勤めました。

理学療法士としてリハビリする上で「患者さんに自信を持って出来る施術を見つけたい」という思いで色んな勉強会に参加しました。
その中でオステオパシーに出会うことになります。

オステオパシーの勉強会で、私が体験する側になり胸の骨の施術を受ける機会がありました。
施術は胸に手を当てているだけに見えるのですが、不思議と呼吸が楽に大きくなり、だんだん腰が楽になってくる感覚がありました。
実は私自身、長年腰痛に悩んでいて、いろんな施術やストレッチを受けても改善しませんでした。

その腰痛がオステオパシーでとても楽になりとても驚きました!

自分の腰痛は肉体的な問題だけでなく溜め込んでいた感情も関与していたということがわかり、その感情に対しても施術できるということが心に刺さりました。

日々病院で働きながら患者さんと接していくなかで
「リハビリで筋トレをする前に心の状態が整わないと運動できないよな」
「もっと患者さんの体と心の声に耳を傾けて心から元気になる姿を見たい」
こんな思いが募っていきました。

家族に色々な心配や負担をかけてしまうと思い、なかなか病院を辞められませんでしたが、
とうとう自分の気持ちに嘘を付けなくなり、
家族に自分の気持ちを正直に伝え、病院を辞めてオステオパシーをやろうと決めました。

オステオパシーをもう一度やりたい、そう思った時に一番最初に浮かんだ顔がオステオパシー治療院いぶきの院長方波見さんでした。
院長とはオステオパシーの勉強会で一緒で、当時から否定することなく私の施術の感覚を褒め伸ばしてくれていました。
オステオパシー治療院いぶきだったら "自分らしく成長しながらオステオパシーが出来るかもしれない” と思い院長にお願いして雇ってもらいました。

オステオパシー治療院いぶきで働き始めてから
私は元々 “お母さんに元気になって欲しい” という思いがあったので
産後ケアを中心に行っていました。
しかし色んなお母さん達と話している中で
“お母さんの心配事はお子さんのことが多い”ということに気付きました。

オステオパシーの施術はどんな人にもできるということがメリットです。
赤ちゃんにも安全な施術ができることから、お母さんの心配事である赤ちゃんの施術がしたいという思いが強くなり、赤ちゃんを担当する機会をいただくようになりました。
そして今では沢山のお子さんに施術をさせていただいております。

お母さんはお子さんの頭の形、向き癖、動きの左右差などいろんなことで心配になると思います。

当院に来られるお母さんも初めはとても心配そうにされています。

しかし、お子さんがどんな状態になっているかがわかり、施術を受けていくうちに頭や身体全体が整い、スクスクと成長していく様子が見られるとお母さんも安心した表情で過ごされるようになっていきます。

オステオパシーの施術を通してお子さんの頭の形や身体が整うことで健やかに成長でき、

“お子さんの成長に関する不安が無くなることでお母さんも元気になる”

“お母さんが安心して笑顔で過ごせて笑顔いっぱいの家族が増える”

こと、

これが私のやりたいことであると日々感じながら仕事をさせていただいております。

これからも知識と技術を磨き、表面的な問題だけでなく、本当の原因を解消できるよう努めていきます。

赤ちゃんの頭のかたち、向き癖、反り返り、身体の緊張、発達でお悩みの方は是非一度ご相談下さい!

スタッフ 荒川 啓史郎

(あらかわ けいしろう)

・保有国家資格  理学療法士
私は野球が好きで小学生から野球を熱心に取り組んでいました。
ずっとケガなどなく、野球に取り組むことができたのですが、高校2年生で初めて肘や肩のケガをしました。
今まで野球ができなくなるなんてことは一度も考えたことはありませんでしたが、ケガをすることではじめて自分の好きなことが思うようにできない辛さを思い知りました。

当時、ケガをした時は病院という意識でしたので、近隣の病院を受診しました。
医師からは『特に大きなケガではない』と言われ、『痛み止めを出すので経過観察してください』という形で診察は終わりました。

早く好きな野球をしたいという思いから『他にできることはないのか?』という思いもありましたがとりあえずは医師からの指示に従うしかないというもどかしさがありました。

医師の指示に従い経過観察をしましたが、なかなか良くならず、野球をしたいという思いが強いことから痛み止めを飲んで、我慢しながらも復帰するという選択をしました。
しかし、痛みが強く我慢しながらのプレーでは思ったようなパフォーマンスができませんでした。

『痛みがなければもっと良い結果が出せるのに…』という思いはどんどん強くなり、本当に苦しい時期を経験しました。
また、今まで他のチームメイトがケガをして悩みながらプレーをしていたにも関わらず、自分がケガをするまでは周りがケガをしているということに気づきませんでした。
こんなに痛みを我慢している選手がたくさんいるんだと驚いたのを覚えています。

そんなとき、親族の理学療法士と話す機会があり、ケガをしている人に対してスポーツ復帰向けたリハビリが効果的であることを知りました。
自身のケガをした経験から、『自分のように辛い思いをしている人を助けたい、私の力でケガの予防をしたい』という思いが強くなり、理学療法士を目指すことにしました。

その後、理学療法士の国家資格を取得し、整形外科に8年勤務しました。
一般の患者さんを初め、野球やバスケットなどのスポーツ経験者のサポートも行っておりました。

オステオパシーやボディワークといった治療方法に出会ったときは学校で学んできたリハビリとは全く違い、初めは驚きの連続です。

「さっきまで肩が痛くてボールを投げれなかった選手が、数十分の施術で投げれるようになった」、
「歩くのも精一杯で来院するのがやっとの肩が元気に歩いて帰れた」
「効率的な動き方がわかって、運動しやすくなった」
など患者さんに負担をあまりかけない施術で大きな効果を与えられる技術に見惚れました。

ボディワークを知る前はスポーツ障害のリハビリに筋力トレーニングとストレッチをメインで行っておりました。
しかし、「よりケガをしにくい身体を作りたい方」、「早く競技復帰したい方」、「パフォーマンスを上げたいという方」などに対しては通常のリハビリよりもボディワークで効率的に身体を使えるようなリハビリをした方が、圧倒的に良い結果に繋がったのです。

実際に怪我をしたバスケットボール全国クラス高校生やバレーボールの全道クラスの中学生なども担当し、ボディワークを取り入れたリハビリを行った所、
競技復帰後には「怪我前よりも動きの質が上がった」、「身体の動かし方の理解が深まり無駄な動きが減った」などと感想をいただくことができました。

ボディワークを取り入れたリハビリで身体の動かし方が理解できてくると、“怪我の予防”、“パフォーマンスの向上”に繋がるということを実践を通して体感することができました。

「こういった方々にもっとボディワークやオステオパシーに伝えたい」、「そしてもっとより質の高いリハビリを取り入れることでスポーツ競技で結果を出してもらいたい!」という思いを持ちながら勉強を進め、病院勤務の8年間を過ごしました。

今回、職場を辞めることを方波見さんに伝えた際に、『もしどこも行く所が決まっていないなら一緒に働くかい?』とお誘いをいただき、

“オステオパシー治療院いぶき”であれば、より僕の提供したい施術をしながら多くの患者さんに関われること、私自身の成長にも繋がるという点から迷わずお願いしました。

いぶきの院長、方波見さんとの出会いは理学療法士2年目の時に勉強会が初めてで、オステオパシーの技術で衝撃を与えてくださりとても印象的でした。
また、オステオパシーを続けようと思えたのも方波見さんの影響が大きくありました。

私がこの仕事を続けていく上でのコンセプトがあります。
それは、「私自身が携わる人が少しでも幸せになってほしい」こと、「オステオパシーやボディワークといった技術の素晴らしさが広まってほしい」ことです。
方波見さんと勉強会で話していく中で、私自身のコンセプトと似た考え方を持っており勝手に親近感を持っておりました。

整形外科疾患やスポーツ障害を中心に、運動発達や中枢疾患など、今まで経験してきたことを活かしながら、“オステオパシー治療院いぶき”をより活気のある場所となるように全力で取り組んでいこうと思います。

特に痛みで困っている方、スポーツ障害の方やスポーツ選手、競技復帰をしたい方など、各スポーツの特性を捉えながら、痛みがなくより効率的な身体の使い方ができるようにお手伝いさせていただきたいと思います。