スポーツで怪我をする子供の身体的な特徴【札幌円山整体院が教える子供の怪我の原因と対策】
スポーツでよく怪我をする子供の身体的な特徴として
・体幹が弱い
・柔軟性の低下
・バランス感覚の未発達
などこれらの要因が考えられます。
今回の内容では、このような状態になってしまう原因と対策をまとめています。
怪我をしやすい子供に見られる身体的特徴
成長期特有のリスク
成長期の子供たちは、まだ身体が発達途中であり、特有のリスクを抱えています。特に体幹がまだ十分に発達していないことが多く、スポーツ中のバランスが取りづらいため、転倒や怪我をしやすくなります。また、これは、幼少期のハイハイや四つ這い、お座りといった基本的な動作を十分に経験していない場合に、さらに顕著になることがあります。
発達において重要なお座りやハイハイの時期が遅れていると感じる方はこちらの記事も参考にして下さい(ハイハイはいつからはじまる?)
不十分な筋力バランス
成長期には、筋肉が不均一に発達しやすく、特定の筋肉が他よりも強くなりすぎることでアンバランスな動作が生じます。特に四肢と体幹の筋力バランスが取れていない場合は注意が必要です。
片足立ちやスクワット、プランクなどで身体がどれくらい使えているのかをチェックしてみましょう。(結果につながるトレーニング)
柔軟性の低下
成長期には骨や筋肉が急速に発達するため、柔軟性が不足することが多いです。特に、背骨や股関節の柔軟性が低いと、動作の可動域が制限され、無理な動作が原因で怪我をしやすくなります。
柔軟性を高めるためには、定期的なストレッチが不可欠です。特に運動前後はストレッチを行い少しでも怪我のリスクを減らしましょう。
その他の怪我の要因
心理的要因と怪我のリスク
心理的なプレッシャーや不安も、怪我のリスクを高める要因です。子供が過度なプレッシャーを感じると、集中力が低下し、パフォーマンスが悪化することがあります。これが原因で不意な動作や転倒が増え、怪我に繋がることもあります。子供がリラックスしてスポーツに取り組めるよう、メンタルサポートも重要です。(スポーツとメンタルヘルスについて)
過去の怪我とリスクの蓄積
過去に怪我を経験した子供は、その部位が再度負傷するリスクが高くなります。特に、リハビリが不十分であったり、怪我が完全に治癒する前にスポーツに復帰した場合、再発のリスクが増大します。怪我をした際には、適切なリハビリを行い、再発を防ぐためのトレーニングを取り入れることが大切です。
成長期におすすめなトレーニング方はこちら(成長期の適切なトレーニングの考え方)
早期治癒と競技復帰をサポート
スポーツをする子供たちが怪我をしやすい理由として、体幹の弱さ、柔軟性の低下、バランス感覚の未発達などの身体的特徴が考えられます。今回の記事では、これらの状態がどのように発生し、どのように対策できるかについて詳しく解説しました。
オステオパシー治療院いぶきでは、こうした怪我のリスクを抱える子供たちに対して、オステオパシーやボディワークを活用した特別なアプローチを提供しています。これにより、怪我からの回復を早め、子供たちがいち早くスポーツに復帰できるようサポートしています。
他の一般的な治療法に比べて、オステオパシーは身体全体のバランスを整え、自然治癒力を引き出すことを重視しているため、痛みや障害を根本から改善します。また、ボディワークを通じて、体幹の強化や柔軟性の向上、バランス感覚の発達を促すことができるため、再発予防にも効果的です。
もし、お子さんが怪我をしやすい、またはスポーツによる痛みや不調に悩んでいる場合は、ぜひ一度ご相談ください。