赤ちゃんのお口ポカン直し方はあるの?【札幌の整体師が教えるお口ポカンの原因と対策】

「うちの子、口をポカンと開けていることが多い」

「鼻呼吸がしにくそう」

「口を閉じると息苦しそう」

こんなお悩みはありませんか?

目次

お口ポカンとは

赤ちゃんのお口ポカンとは

日常的に唇が閉じず口をポカンと開けた状態の事を言います。

ふとした時に赤ちゃんをみると口をポカンと開けっぱなしになっていることがあると思います。

お口ポカンの状態を放置しておくと成長しても口が開きっぱなしになり

容姿への影響、滑舌の悪さ、感染リスクの増加などに繋がる可能性があります。

今日はお口ポカンの原因、身体への影響、対策についてお伝えします。

お口ポカンの原因

舌や口周りの筋肉が未発達

赤ちゃんは口周りの筋肉が未発達なので口がポカンと開きやすいです。

しかしずっと口が開きっぱなしになっている場合は舌や口周りの筋肉の未発達だけが原因ではないかもしれません。

本来、舌は上あごにくっつき、舌先が少し歯に当たるのが正しい位置とされています。

舌の筋肉が使いにくいと、舌が口の中で脱力して正しい位置にいられなくなってしまいます。

また口周りの筋肉が働きにくい状態でも、唇を閉じる力が弱まりお口ポカンの原因になります。

これらは頭や体に歪みがあることで、舌や口周りの筋肉が使いにくくなっている可能性があります。

歯並びや顎などの口周りの形

歯並びや嚙み合わせなど、口の中の状態によって舌が正しい位置に置きにくく、口が開きっぱなしになっていることがあります。

鼻づまり

風邪やアレルギー性鼻炎などで鼻が詰まり鼻呼吸がしづらく口呼吸になると、おのずと口をポカンと開けた状態になってしまいます。

頭、顎の骨の位置関係

 赤ちゃんでもお母さんのお腹にいるときや出産過程などで

頭や体に歪みが出来る可能性があります。

頭や顔、顎の骨の歪みがあると口周りや舌の筋肉が使いにくい状態となり

お口ポカンに繋がる可能性があります。

頭の歪みについて詳しく知りたい方はコチラのブログをお読みください。 

お口ポカンによる体への影響

お口ポカンによる体への影響は成長し大人になった時の問題にもつながる可能性があります。

感染リスクが高まる

口呼吸が多くなると、鼻呼吸が出来ず鼻の粘膜や鼻毛によるフィルターが働かないと空気が直接体内に取り込まれるため、細菌やウイルスるに感染するリスクが高まります。

 虫歯

お口ポカンになると唾液の分泌量が減ってしまいます。

すると口が乾燥してしまうため、唾液による抗菌作用が弱まり、虫歯などに繋がる可能性もあります。

 

顔つきが変わる、発音が不明瞭になる

口がポカンと開いていると、口周りの筋肉が発達しにくく顔つきが変わったり、かみ合わせが悪くなるため顎が伸び面長になることもあると言われています。

食事の際に口を閉じられずくちゃくちゃ音を立てて食べることや

発音が不明瞭になる可能性もあります。 

歯、口腔機能への悪影響

口呼吸になっていると舌の位置がだらんと下がっていることが多く、唇や頬の圧が適切にかかりにくくなってしまうため顎がきちんと発達しにくくなり歯並びに影響することがあります。

歯並び、顎の歪みは大人になっても気になりますよね。

姿勢が悪くなる

背中が丸く、顎が上がったような状態だと口が開きやすくなります。

姿勢もお口ポカンに繋がります。

姿勢が悪いと上顎と下顎が引っ張られて口が開きます。

お口ポカンのお子さんは口呼吸になりやすく、猫背にして気道を確保しようとします。

ただ猫背だと肺の動きが出にくいため呼吸がしにくくなり悪循環に繋がる可能性があります。

お口ポカンのお子さんの身体の特徴

・猫背など姿勢が崩れている

・反対咬合(受け口)、咬合不良(嚙み合わせ悪い)

・顔面の歪みがある

・唾液の垂れ流し

・首、背中が反りやすい

・腹筋が弱い

お口ポカンのお子さんにはこういった特徴がみられることが多いです。

お口ポカンに頭、体の歪みが関係している?

お口は顔の一部です。

頭蓋骨は頭の骨だけでなく、顔を構成する骨もあります。

頭の歪みでお悩みの赤ちゃんで顔の骨の歪みがある場合もあります。

そういったお子さんはお口をポカンと開けていたり、よだれがダラダラ垂れやすかったりします。

骨の歪みがありながら、頑張って口を閉じようとしても

変に力んだりして、逆にお子さんにストレスをかけることもあります。

 お子さんは口を開けた状態が楽だから開けています。

自然に口が閉じる機能を邪魔している歪みを取ってあげることで

お子さんはより健全に成長していけます。

お口ポカンへの対策

一般的な対策

 歯列矯正や耳鼻科へ行く以外で一般的な対策としては

・口周りの筋力トレーニング

・口、顔周りのマッサージ

・背中、首のマッサージ

などがあります。

口周りの筋力トレーニング

 代表的なものはあいうべ体操です。

トレーニングを続けることで自然と舌の筋力がつくとされています。

口、顔周りのマッサージ

口周りの筋肉が育っていないとお口ポカンになりやすいです。

お口へのマッサージ、お口周囲への刺激が良いと言われています。

しかし赤ちゃんはじっとしていられないため、お母さんがマッサージを行うのは大変かもしれません。

背中、首のマッサージ

首が反って、肩が上がっている姿勢の子は

口が開きやすく、お口ポカンに繋がりやすいです。

背中や首のマッサージでもお口ポカン、姿勢が改善しない時は

その他の体の歪みが関係している可能性があります。

抱っこの際もなるべく丸まるようにCカーブ抱っこを意識すると良いと言われています。

赤ちゃん整体

いくつかご自宅で出来る方法をお伝えしましたが、

赤ちゃんにマッサージする時の触り方や力加減はとても難しいです。

大人にマッサージするような強さは赤ちゃんには負担となってしまい逆効果となってしまいます。

そして人の体は全身が繋がっているため

お口の問題が口や顔以外の体の歪みから来ていることもあり

お子さん1人1人お口ポカンの原因は異なります。

色々試したけど改善が難しい場合は、

医療機関や赤ちゃん整体を行っている治療院に相談することをオススメします。

当院で行うオステオパシー施術は

ソフトで無痛のため赤ちゃんでも安心して施術を受けて頂けて

お口だけでなく全身の状態を診られるので

お子さんの状態が分かり、親御さんにも安心して頂けると思います(^^)

当院ではスタッフ山本が赤ちゃんの頭の形教室を開催しております。

お口ポカンも含め、赤ちゃんに関するお悩みについて相談できる機会となっております。

赤ちゃんのことで気になることがある方はお気軽にご相談ください。

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