赤ちゃんの便秘はマッサージで治るの?【札幌円山の整体師が教える便秘の原因と対策】

「お腹が張ってて苦しそう」

「うんちが硬い気がする」

「うんちの回数って何回が普通なの」

こんなお悩みある方は続きを読んで下さい。 

目次

赤ちゃんの便秘とは

一般的な赤ちゃんの排便の回数は

母乳の赤ちゃんで1日に約3

ミルクの赤ちゃんで1日に約2回

と言われています。

ただこれはお子さんの月齢や個人差によってもちろん差があります。

新生児の時は便が水っぽく1日に78回のお子さんもいます。

生後2か月になってくると1日に78回のお子さんもいれば、2日に1回のお子さんもいて個人差があります。

消化器官の発達の過程によって差がありますので、

機嫌が悪くなく、体重も増加しているのであれば心配ないと言われています。

一般的な回数と比較するのではなく

ご自分のお子さんの普段の便の回数や便の状態を確認して

回数が減っている、うんちが硬くなっているなどを見ていくことが大切です。 

便秘のお子さんの特徴

 ・お腹が張って苦しそうにしている

・ぐずって泣くなど機嫌が悪い

・おっぱいを欲しがらない

・便が硬い 

このような特徴がみられる時は便秘の可能性があります。

赤ちゃんが便秘になる原因

 赤ちゃんは消化器官が未発達です。さらに筋肉量も少なく排便の際にいきむ力がかかりにくく便秘になりやすいと言われています。 

一般的に言われている便秘の原因

  • 新生児期:まだ体を動かす頻度が多くないため、動きが少なく便秘になりやすい
  • 生後2.3か月:消化器が少し発達してきますが、筋量が少なく便を出す力が弱いため便秘になりやすい
  • 離乳食を始める時期:おっぱいやミルクの量が減り水分が不足すること、腸の中の環境が変わるため便秘になりやすい

と言われています。

 体のバランス、歪みの観点

 腹筋が弱い、腹圧がかけられない

これは便を排出する力が弱く出したくても出せないという状態です。

反り返りが強いお子さんは背中の緊張が高く、お腹に力をかけにくいことがあります。

腹筋が働きにくく、腹圧をかけられないお子さんは

丸い姿勢を取りにくい、うつ伏せや足舐めが苦手などの特徴があります。

 自律神経(交感神経・副交感神経)の切り替えが苦手                 

内臓、消化器官の働きは自律神経によってコントロールされています。

排便は交感神経が抑制されて、副交感神経が優位になることで腸の運動や肛門括約筋が働き排便に繋がります。

体の緊張が高い赤ちゃんは、交感神経が優位になっている時間が長く、交感神経と副交感神経の切り替えが苦手なことがあります。常に緊張した状態だと排便がしにくいことにも繋がります。

交感神経が優位なお子さんは

眠りが浅い、姿勢を変えることを嫌がるなどの特徴があります。

リラックスする時に働く副交感神経が活動するためには、ご両親が精神的が安心して、安定していることも非常に重要です。

赤ちゃんに精神的なストレスを与えないためです。

得にお母さんは産後の不調やこれからの子育ての心配などが強いと赤ちゃんの副交感神経は働きにくくなります。

骨盤や腸が歪んでいる

赤ちゃんはお母さんのお腹の中で成長するため

成長過程や胎内姿勢などで体に歪みが生じることがあります。

また出産はどんなに安産であっても母子ともに大きな負担がかかり体の歪みに繋がる可能性があります。

赤ちゃんの身体の歪みについて詳しく知りたい方はコチラのブログをお読みください。

骨盤や腸の歪みがあると

抱っこの仕方や水分量の調整、離乳食の内容だけでは便秘が改善しない場合もあるため

赤ちゃんの身体の状態分かることが大切になります。

 便秘の赤ちゃんへの対策

一般的な赤ちゃんの便秘への対策

お腹のマッサージ

便秘の赤ちゃんに有効とされるマッサージは

「の」の字マッサージといって

おへそを中心に腸の向きと同じ時計周りに「の」の字をかくように手で優しくなでてあげる方法があります。

強い刺激は赤ちゃんには負担になるので

ソフトに手のひら全体で行いましょう。

足の曲げ伸ばし運動

仰向けで寝た赤ちゃんの足を曲げ伸ばしする運動です。

股関節が曲がり、骨盤、腰まで動くので腸が刺激されて便秘解消に効果があると言われています。

水分を摂る

離乳食を始めた時は、母乳やミルクの量が減り水分が不足することがあります。水分が不足すると便の質、硬さに影響するため

白湯やお茶で水分を補うことが良いと言われています。

離乳食に食物繊維の多い食材を入れる

サツマイモのペースト、すりおろしたリンゴなど食物繊維の豊富な食材をプラスしたり、

ヨーグルトも少しずつ食べさせるとお通じが良くなる可能性があると言われています。

マッサージで解消されない便秘は赤ちゃん整体をお勧めします!

お腹や背中のマッサージで体の余計な緊張が取れ

便秘が改善するお子さんはそれで良いと思いますが

月齢が上がっても便秘が改善しない、体の緊張が抜けにくい

こんなお子さんの場合は体の歪みを整え、自律神経が正常に働くようにすることが便秘の解消に役立ちます。

 

赤ちゃんはお母さんのお腹にいるとき、出産過程などいろんなことが要因で頭や体に歪みが生じます。

その歪みが原因で骨盤や腸に問題があり便秘に繋がっている可能性があります。

そういった場合は赤ちゃんの身体の状態を全身含めて見ることができる治療院に相談することも選択肢として持つことは赤ちゃん、ご家族の助けになります。

 

当院では赤ちゃん整体があり、

オステオパシー施術という

ソフトで無痛な赤ちゃんでも安心して受けられる施術を行っています。

 

赤ちゃんは1人1人持っている歪みが異なります。

赤ちゃんは早ければ早いほど体も変わりやすく、健やかに成長出来ます。 

長い間便秘で悩んでいて、水分量やマッサージで変わらなかった方はお気軽にご相談下さい。

 

当院ではスタッフ山本が赤ちゃんの頭のかたち教室を開催しており、

頭のかたち以外にも便秘や反り返りなど赤ちゃんのお悩みが相談できる機会となっております。

 

便が出なくて苦しそうにしている赤ちゃんを見ていると

親御さんまで辛くなってしまうと思います。

お1人で抱えないで、相談することで不安が解消出来ることもあります。

是非お気軽にご相談ください!

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