自律神経の乱れを整えるには【札幌中央区の整体院が教える自律神経を整える方法 6選】

目次

自律神経とは

人間の体には様々な神経があります。

身体を動かしたりする運動神経、

感覚を感じたりする感覚神経、

その他に脳神経などもあります。

自律神経は自分の意思とは関係なく無意識的、反射的に働くのが特徴で、生命維持に関わる神経系です。

 

自律神経の種類

交感神経

身体の活動に働く神経です。

怒り、恐怖、苦痛などのストレスへの対応、

極端な例では、闘うときや逃げるときに働きます。

副交感神経

身体の安静に働く神経です。

安心できるときに働く神経で、身体エネルギーの蓄積を促します。

自律神経による身体の反応

交感神経による身体の反応

心拍数の上昇

呼吸数の増加

消化器の働きの低下 など

これらは闘ったり、逃げたりすることを最優先するために、全身の筋肉に必要な血液や酸素を送るための反応です。

副交感神経による身体の反応

心拍数の低下

胃腸の運動が活発になり、消化酵素の分泌も増え消化を促します。

自律神経の役割

心臓や血管、呼吸器や消化器などの内蔵系、体温調整、ストレス応対など、

寝ているときも含め、常に自分の意思とは関係なしに生命維持をしようと働いてくれています。

交感神経と副交感神経が相互作用によって身体内部を一定に保ったり、

外部環境に適応するために必要な場所にエネルギーを分配するよう身体の働きを自動的にコントロールします。

自律神経が乱れる原因

自立神経の乱れが起こるときは多くの場合、交感神経優位の状態です。

その期間が長く続き過ぎると副交感神経も強く働き無気力状態となっている方もおります。

頑張りすぎ、働きすぎ

頑張ることができるのは素晴らしいとは思いますが、

頑張り続けることは交感神経の興奮が長く続くため自律神経のバランスを乱してしまいます。

対人関係のストレス

対人関係のストレスは大きなものから、小さなものまでありますが、

自覚のない当たり前の反応も期間が長いと気付かないストレスとなり、交感神経の興奮状態となります。

例)上司や同僚、友人に気を使っている。

家族の機嫌を伺っている。

攻撃的な人と関わらなければならない。

生理的に受け付けない人と関わらなければならない。

これらは当たり前にやっていればストレスとは自覚のないものかもしれませんが、職場、家族など関わることが多い人であれば継続的な交感神経の興奮状態となります。

寝不足、不規則な生活

睡眠を削り、交感神経の働きによって活動し続けることは自律神経を乱します。

人間が備わっている活動のリズム(日中活動して夜休む)が存在します。

朝、夜の自然のリズムに反して活動し続けることは自律神経を乱します。

偏った食事

現代は便利な一面、あまり身体に良いとは言えない食べ物もたくさん存在します。

これらは自律神経など脳にとっての刺激物となり得るものも存在しているため、そういったものを継続的に食べたり、飲んだりすることは自律神経の乱れに繋がります。

自律神経の乱れの兆候

  • 不眠、寝ても疲れているなど睡眠の質の低下
  • 消化不良、胃もたれや胸やけ、食欲がない
  • 便秘、下痢
  • 動悸
  • 喉が詰まる
  • 胸が苦しい
  • 血圧が高い
  • 変な汗が出る
  • 頻尿
  • 体温調節が上手くできない
  • 倦怠感や疲労感
  • やる気が出ない

など、これらの症状がある方は要注意です。

自律神経は生命維持に関わる働きをする神経系です。

そのため、基本的にはすぐに壊れないようにはできています。

ただこれらの症状が出ているということは悲鳴をあげ始めているということです。

今の生活を改めるか、オステオパシーなど身体のケアをしながら生活することがオススメです。

自律神経を整える方法 6選

①休息をとる

睡眠を含め、ゆっくり休むことは重要です。

休日にゆっくりする、帰宅したらゆっくりする時間を取りましょう。

もし出かけるなら、カフェ、図書館、美術館などゆっくりできる所に行くのがオススメです。

②運動する

運動しているときは交感神経が働きますが、運動後は交感神経が収まり、身体を休息させようと副交感神経が活動します。

運動するとスッキリするという経験をされたことのある方も多いのではないでしょうか?

③自然に触れる

自然に触れることは科学的にストレス反応を減少させるという結果が出ています。

海や山、植物園など自然が多くある所に行くことはおすすめです。

④味わいながらゆっくり食事をする

交感神経優位な方は食事のスピードが速い方が多いです。

食事をするときは、どんな味がするのか?

どんな舌触りか?

などを意識しながらゆっくり食事をすることは自律神経のバランスを整える助けとなります。

⑤瞑想する

瞑想をすることで感情の起伏が落ち着いたり、思考が巡りにくくなったりなど、

瞑想することで神経系が落ち着きます。

慣れるまでなかなか難しいかもしれませんが、

自律神経のバランスを整えるには良い手段です。

⑥オステオパシーを受ける

オステオパシーは1874年からあるアメリカ発祥の徒手医学です。

自然治癒力が発揮されるよう、自律神経のバランスも整えます。

アメリカでは医師が行う治療法ですが、日本では代替医療という位置付けです。

その分学びやすくもあり、施術者によって技術力に差があったりもします。

ただ日本にもかなり優秀な先生はたくさんいます。

気になる方はお近くで良い先生を見つけて見てください。

整体院を選ぶ際に迷ったら選ぶ際のポイントがまとまったコチラの記事もオススメです。

 

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