秋に多い腓返りの原因【札幌円山整体院が教えるオステオパシーで痛みをなくす4つの方法！】
先日、夜間や仕事後に腓返り（こむら返り）が頻繁に起こり辛いという方が来院されました。
オステオパシーのアプローチによる腓返りを予防・改善する方法を紹介します。
秋に腓返りが多くなる理由
秋は、日中はまだ温かいのに朝晩は冷えるという気温差が激しい季節です。
この急激な気温の変化が体にストレスを与え、筋肉が硬直しやすくなります。
また、秋は運動を始める人が増える時期でもありますが、十分な準備運動がされないと筋肉がこわばり、腓返りを引き起こしやすくなります。
冷えや血行不良、そして季節の変化によるストレスが、ふくらはぎの筋肉を不必要に収縮させ、腓返りを引き起こすことが増えるのです。
腓返りの一般的な原因
腓返りが起こる原因はさまざまですが、主に以下の要因が関係しています。
筋肉の疲労
激しい運動や長時間同じ姿勢を続けることで、筋肉が疲れ、痙攣（けいれん）を引き起こしやすくなります。
水分・ミネラル不足
汗をかいたり水分補給が不足すると、筋肉を正常に動かすために必要なナトリウムやカリウムなどの電解質が不足し、腓返りが起こりやすくなります。
冷え
筋肉が冷えると硬くなり、収縮しやすくなります。特に夜間や朝方に腓返りが起こりやすいのは、この冷えが大きな原因です。
血行不良
座り仕事や長時間の立ち仕事で血流が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、痙攣を引き起こすことがあります。
神経障害
腓返りが神経の異常によって引き起こされる場合、神経系が筋肉の制御に正常に機能していないことが原因です。（ヘルニアや坐骨神経痛など）
オステオパシーで腓返りを予防・改善する4つの方法
では、具体的にどのようにオステオパシーが腓返りを防ぐのか、その方法を見ていきましょう。
① 筋肉の柔軟性を高める
オステオパシーの手技療法は、硬直した筋肉を緩め、柔軟性を取り戻す効果があります。施術によって筋肉の緊張が解かれると、血流が改善され、筋肉が適切に酸素と栄養を取り入れられるようになります。これにより、腓返りが起こりにくくなります。
② 血行促進
血流が悪いと、筋肉に酸素や栄養が十分に供給されず、痙攣が起こりやすくなります。オステオパシーは、骨格や筋肉のバランスを整えることで、血行を改善し、腓返りの予防に効果的です。冷え性や足のむくみにも効果が期待でき、足全体の健康を向上させます。
③ 神経の圧迫を解消
腓返りの一因として、神経の圧迫や刺激が関係している場合があります。オステオパシーは、背骨や骨盤、脚の骨格を調整することで、神経への圧迫を軽減し、神経伝達を正常に戻すことができます。これにより、筋肉の異常な収縮が防がれ、腓返りが軽減します。
④ 自然治癒力の向上
オステオパシーの施術は、体の自然治癒力を高めることが目的です。筋肉や関節、骨格のバランスが取れた状態では、体は自己修復能力を最大限に発揮し、腓返りを含むさまざまな不調を改善します。
まとめ
夏から秋の季節の変わり目は、腓返りが特に起こりやすい時期です。
冷えや血行不良、筋肉の疲労が重なることで、ふくらはぎに痛みが走ることが多くなります。しかし、オステオパシーを活用することで、体のバランスを整え、筋肉の硬直を緩和し、血流を改善することができます。
オステオパシーの施術は、痛みの即時緩和だけでなく、長期的な健康改善にもつながります。
ぜひ、腓返りに悩んでいる方は、一度オステオパシーを試してみてください。