子供のうちに鍛えておくべき感覚機能!【札幌円山整体院が教える子供の感覚トレーニング】
今回は「子供のうちに鍛えておくべき感覚機能」についてお話しします。スポーツや日常の活動において、バランス感覚やリズム感覚など、いくつかの感覚はとても大切です。
お家で遊び感覚でできるトレーニングも紹介します!
これらの感覚をうまく刺激することで、運動能力の成長や怪我をしにくい身体作りにつながります!
成長期のトレーニングはこちらでも紹介しています!
バランス感覚を高める!
子供のうちに鍛えるべき最も大事な感覚の一つは「バランス感覚」です。バランス感覚が発達すると、体の安定性が向上し、どんな動きにも対応しやすくなります。公園の遊具で遊んだり、バランスボードやトランポリンで遊ぶことで、楽しみながらバランス感覚を養えます。これによってスポーツのパフォーマンスも向上し、転んだりケガをするリスクも減ります。
家でできる簡単なバランス感覚トレーニング
- 足元にマットを敷いて、片足立ちをする
- 片足立ち後、目を閉じてバランスを取る
空間認識能力を養う!
お子さんが物との距離感をうまくつかめるようにするためには、空間認識能力が大切です。この能力はボール投げやキャッチのような遊びで自然と鍛えられます。自分と周りの物の位置を正しく把握できるようになると、スポーツや日常生活でもスムーズな動きができるようになります。
家でできる空間認識トレーニング
- 軽いボールを使ってキャッチボールをする
- ボールを両手で二つ同時にキャッチする練習をする
手と目の協調を高める!
運動に必要な「手と目の協調」は、成長期に特に鍛えておきたい感覚です。お子さんがボールをキャッチしたり、細かい動きを正確に行えるようになるためには、この協調力が不可欠です。キャッチボールやスキップ、簡単なダンスなど、楽しみながら鍛えられる方法がたくさんあります。
家でできる手と目の協調トレーニング
- 紙飛行機やシャボン玉を追いかけてキャッチする遊び
- 手を使ってボールや風船をリズムよく上下に弾ませるゲーム
触覚で感覚を磨こう!
触覚は、環境とのやり取りにおいて非常に重要な感覚です。お子さんがさまざまな感触を体験することで、物事に対する反応がより敏感になり、運動時の体の動かし方がスムーズになります。砂場や泥遊びなど、さまざまなものに触れる機会を作ってあげましょう。
家でできる触覚トレーニング
- 粘土や砂、布などのさまざまな素材に触れる遊び
- 手足を使って布やマットの上を転がったり這ったりする
リズム感でスポーツも音楽も楽しもう!
リズム感はスポーツだけでなく、ダンスや音楽活動にも欠かせない要素です。お子さんがリズムに合わせて体を動かせるようになると、全身を連動させた運動が得意になります。歌に合わせてステップを踏んだり、体を叩いてリズムを取る遊びがリズム感を育てます。
家でできるリズム感トレーニング
- お気に入りの曲に合わせてステップを踏んでみる
- 自分の体を叩いて音を出したり、音の鳴るものでリズムを刻む
反応速度を鍛える!
反射神経や反応速度も、スポーツではとても重要です。何かが飛んできたときに素早く反応する力が身につくと、スポーツでも優れた判断力を発揮できます。お子さんと一緒に、動くものをキャッチしたり、瞬間的に反応するゲームを取り入れてみましょう。
家でできる反応速度トレーニング
- ボールを突然投げたり、落としたりしてキャッチさせる
正しい姿勢感覚を育てる
姿勢感覚(固有感覚)は、スポーツ中や日常生活での正確な動作をサポートします。成長期のうちに姿勢を保つ力を育てることで、背骨や筋肉に負担をかけずに動ける体になります。これはケガの予防にもつながります。
家でできる姿勢感覚トレーニング
- 気をつけをした状態で視線を左右に水平に動かす
- スクワットやランジのようなシンプルなエクササイズ
まとめ
子供の成長期に感覚機能をしっかり鍛えておくことで、運動能力が向上し、ケガの予防にもつながります。楽しみながらできる簡単なトレーニング方法を取り入れて、日常生活の中で自然に感覚を育てていくことが大切です!
当院ではこのようなトレーニングを含め、オステオパシーで調子を整えていくことも行なっています。
興味がある方はお気軽にご相談ください!