半月板損傷:整形疾患・スポーツ障害【札幌円山整体院が教える半月板損傷の原因と対策】

目次

半月板損傷とは

半月板とは膝関節内にある軟骨で、内側半月板と外側半月板の二つがあります。

半月板の機能

衝撃吸収:膝にかかる負荷を分散し、骨同士の衝突を防ぐ

安定性向上:膝関節の安定性を高める

滑りの促進:膝関節の動きをスムーズにする

半月板損傷の原因

急激な回転や捻り動作:スポーツ中の急な動きや転倒

加齢:年齢とともに半月板が弱くなり、日常の動作でも損傷しやすくなる

外傷:直接的な衝撃や膝への打撃

半月板損傷の症状

膝の痛み:損傷部位により痛みの場所が異なる

腫れ:損傷直後に膝が腫れることがある

関節のロッキング(引っかかり感):膝が完全に伸びなくなることがある

可動域の制限:膝を自由に動かせなくなる

:動かした時にクリック音やポップ音がすることがある

治療

保存療法

軽度の損傷や症状が比較的軽い場合に用いられる方法です。

休息:膝を安静にし、無理な動作を避ける

アイシング:冷却することで腫れや痛みを和らげる

圧迫:包帯やサポーターで圧迫し、腫れを抑える

挙上:足を高く上げることで血液の流れを良くし、腫れを減少させる

リハビリ:筋力トレーニングやストレッチで膝の機能を回復させる

手術療法

損傷が重度で保存療法では改善しない場合や、半月板が裂けてしまった場合に行われることがあります。

半月板縫合:損傷した部分を縫合する

部分切除:損傷部分を切除し、健康な半月板を残す

完全切除:半月板全体を切除します、痛みはおおよそ消えますが将来的に変形性膝関節症のリスクが高くなります

受傷しやすいスポーツ

半月板損傷しやすいスポーツには、膝に急激な負荷や捻りがかかる動きを伴うものが多くあります。

サッカー

サッカー選手における膝の怪我の中で半月板損傷は約10~20%を占めています

バスケットボール

バスケットボールでは、急な方向転換やジャンプ、着地の影響で半月板損傷が発生しやすいです

研究によると、バスケットボール選手における半月板損傷の発生率は約12~14%とされています 

アメリカンフットボール

アメリカンフットボールは膝への負荷が非常に高いため、半月板損傷のリスクが高いです

研究では、アメリカンフットボール選手における半月板損傷の発生率は約15%と報告されています

スキー

スキーでは、特に急な方向転換や転倒時に半月板損傷が発生します

スキー選手における半月板損傷の発生率は約10%とされています 

ラグビー

ラグビーは激しい接触スポーツであり、膝への負担が大きいため、半月板損傷のリスクが高いです

ラグビー選手における半月板損傷の発生率は約10~15%とされています 

テニス

テニスでは、急な方向転換やストップ・スタートの動きが多いため、半月板損傷が発生しやすいです

テニス選手における半月板損傷の発生率は約8~10%とされています

バレーボール

バレーボールでは、ジャンプや着地、急な方向転換によって半月板損傷が発生することがあります

バレーボール選手における半月板損傷の発生率は約10%と報告されています 

柔道・空手・レスリング

これらの格闘技では、膝にかかる力が大きいため、半月板損傷のリスクが高いです

格闘技選手における半月板損傷の発生率は約10~15%とされています 

当院での施術

当院ではオステオパシーやボディワークでの施術を行います。

オステオパシー

オステオパシーでは身体全体を一つのユニットとして捉えているので、筋肉、神経、血管、リンパ、内臓、などのあらゆる面から施術が可能です。

筋肉の問題以外のメンタル面での不良姿勢や疲労の蓄積などにも効果的です。

さらにはオステオパシーは自然治癒力を高める効果もあるため、安静期間の短縮にも繋がります。

身体的な問題だけでなく、精神的・心理的な問題も併せて整えるという意味ではオステオパシーはおすすめです。

ボディワーク

ボディワークでは本来の身体の動きを取り戻します。

普段の動きの癖や習慣を取り除き、動きやすい楽な状態になれるようにトレーニングをします。

膝の痛みが胸の硬さや首の硬さが影響していることも多々あります。

そういった根本の原因を探し、身体全体が動きやすくなるように進めていきます。

ボディワークは簡単な動きから始めるのでどんな方でも行えます。

膝の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談ください!

 

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