【症例報告:側彎症】中学3年生の女の子が抱える「姿勢の崩れ」と「視界の影」の問題

今回は、不良姿勢による肩の高さの違いや、視界に影が見えるといった症状に悩む中学3年生の女の子の症例をご紹介します。

主な症状

左肩が下がって見える

肩の高さの違いが気になり始めたのは小学生の頃。しかし日常生活には大きな影響がなかった。

中学生になってからカバンを背負っても肩の高さの違いが顕著に感じるようになり学校の身体検診でも側彎症の疑いがあり、姿勢を正したいと意識し始めた。

視界に影が映る

最近、左目に黒い横線、右目には黒い点が見えるように。ここ2週間ほどで急に症状が出現した。

病院を受診するも、外斜視かもしれないと言われ特に治療は進んでいなかった。

患者背景

彼女はテニスや水泳をしており、1年前までは運動習慣がありました。しかし、コロナ禍で学校が休みになり、それに伴い、運動習慣も減りより姿勢が崩れる感じが増えていったようです。病院では目の検査もはっきりとした状態が分からず、姿勢の崩れもどうすればいいのか分からず途方に暮れている状態でした。

母親が当院の施術を受けており、娘さんの状態の相談を受け当院で施術をする流れになりました。

姿勢の崩れはどこから?

姿勢の崩れは見た目だけでなく、全身のバランスを崩し、筋肉の張りや肩こり、頭痛や腹痛などの身体の症状を引き起こすことがあります。特に成長期の子どもは体のバランスが急速に変わるため、注意が必要です。

彼女の場合、背骨(特に胸椎)や頭部に問題があり、自律神経の乱れや左右の硬さのバランスが崩れていました。特に、側彎症や目の症状は自律神経の影響を受けやすく背骨(胸椎)の硬さは必ず確認したほうがいいです。

施術

施術は自律神経の調節や全身のバランスを整え循環を促すように行いました。

現在で2週間に1回のペースで来院していただき、およそ3ヶ月(計6回)施術を受けてもらいました。

結果

2回目の施術以降から目の見えにくさや黒い線が映る症状は消え、6回目の施術で不良姿勢も改善し、肩の高さは均一になりました。

本人の自覚的にも重い鞄を背負っても身体の歪みは気にならず、普通に生活していて歪んでいると思うことがなくなったとのことでした。

目に関しても、2回目の施術以降症状が消えており、今では全く見え方に問題はないとのことでした。

治らないと諦める前に

今ではネットで症状を調べるとどんな疾患なのか、どんな原因があるのか、どうやったら治るのかなど詳細に知ることができます。逆に進行してしまう病気だったり治るのが困難だという情報も簡単に出てきます。

病院に受診しても、原因が分からずとりあえず薬で様子を見ましょうと言われることも多いかもしれません。

どうすれば治るのだろう…とお悩みの方は、「病院に行ってもよくならない」「薬を飲んでも良くならない」と諦める前に、一度ご相談いただければと思います。

オステオパシー治療院いぶきは身体全体の繋がりを診ながら、整体という枠を超えて健康な身体になるための施術を行う治療院です。

医学的知識も持ち合わせた施術者が、血管系・神経系・骨格系・筋肉系など、身体すべての機能のバランスの矯正をお一人お一人に合ったオーダーメイドの施術で行います。

一人でも多くの方に喜んでいただける施術を進めていきます。

何かお困りの際はお気軽にご相談ください。

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