【札幌円山整体院が教える身体の感覚と神経の機能】

目次

身体の感覚

人の身体には目や耳から情報を取るための感覚や、匂いや味を区別したり、触れてものが識別できるように様々な感覚が存在しています。

一般的には5感と呼ばれる感覚機能です。

基本の5つの感覚

視覚

目を使って周囲の光や色、形を認識する感覚です。色や光、影を通じて危険を察知したり、「外の世界」の情報を受け取る重要な感覚です。

聴覚

耳を使って音を感じ取る感覚です。言葉を通じてコミュニケーションを図り、周囲の物音から状況を判断するなど、聴覚も重要な情報源です。

触覚

皮膚に触れることで圧力や温度、痛みを感じ取る感覚です。熱いものや冷たいもの触れ反射的に手を引いたり、怪我をした時の痛みで危険を察知したりするなど、触覚は身を守るためにも必要です。

味覚

舌で感じる感覚で、食べ物の甘味や酸味、苦味などを感じ取ります。栄養のあるもの、避けた方が良いものを見分けるための機能でもあります。

嗅覚

鼻で匂いを感じとる感覚です。料理の香りでお腹が空いたり、危険な臭い(ガス漏れなど)を察知することもできます。

その他の感覚機能

基本的な5感以外にも、身体を守ることや、身体の機能を保つために働く感覚があります。

平衡感覚

バランス感覚」とも呼ばれます。例えば、電車の中で揺れても転ばないように身体の姿勢を保つ力のことです。内耳の中にある「前庭器」という器官がバランスの情報を脳に伝えて、体の位置を調整しています。

運動感覚

筋肉や関節の動きを感じる力です。例えば、目を閉じて手を上げても「手が今どこにあるか」わかるのはこの感覚のおかげです。運動をスムーズに行うために欠かせない感覚です。

内臓感覚

空腹や満腹、胃の不快感など、体内の状態を感じ取る感覚です。これによって「お腹が空いたから食事をしよう」といった行動につながります。意識しないことも多いですが、身体の内部からのサインを受け取る大切な感覚です。

温度感覚

触覚の一部とも言えますが、外部の温度の変化や冷暖を感じる感覚です。例えば、冷たい風が吹いたときに「寒い!」と感じたり、温かいお風呂でリラックスしたりするのもこの感覚のおかげです。

痛覚

痛覚も触覚の一部でもあり、痛覚はとくに「危険を知らせる」ための重要な感覚です。ケガをしたときの痛みが「これ以上悪化しないように注意しよう」という行動を促します。痛みは避けたいものですが、身体を守るための大切なサインでもあります。

感覚機能の調節

これらの感覚機能は神経によって、感覚が過敏にあるいは鈍感にならないように調節されています。

脳や脊髄、末梢の神経系が機能低下を起こしたり、身体の不調によって神経機能が低下している場合はこれらの感覚の機能が低下することがあります。

特に、自律神経の乱れ、寝不足、ストレス、外傷などの怪我では感覚機能の低下が起こりやすいため適切なケアをするようにしましょう。

オステオパシーによる感覚の改善

オステオパシーでは、身体の自然治癒力の促進や、バランスを整えることを目的としているため、このような感覚機能の低下や神経の機能低下などにも効果的です。

特に自律神経や寝不足、ストレスなどの症状にお困りの方は一度施術を受けることをお勧めします。(ブログ:自律神経を整えるには

他にも、普段から運動をしている方や学生のスポーツ選手のこのような不調にもスポーツ整体コースがお勧めです。

身体の状態に合わせて、パフォーマンスの改善やリラクセーション効果のある運動を行い、身体的・精神的にも楽になる方法でトレーニング指導を行います。

感覚機能でお困りの方はお気軽にご相談ください。

 

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