【札幌円山整体院が教えるランナーにおすすめのオステオパシーによる身体調整法】
先日は札幌マラソンが行われました。
気温が涼しい季節になり外でランニングやジョギングを始める人も多いと思います。
久しぶりに運動を始めた方や、運動を続けていた方でも、疲れが溜まってきているなど、特に筋肉の張りや、膝や足首の違和感を感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、ランナーの皆さんが日々のトレーニングでパフォーマンスを最大化できるよう、オステオパシーによる身体の調整法をご紹介します。
ランナーに起こりがちな身体の不調とは?
マラソンランナーに多い悩みとして、以下のような症状が挙げられます。
・膝の痛み(ランナー膝)
・足首や足底の違和感
・ふくらはぎの張りやアキレス腱の痛み
・腰の痛みや背中の緊張
・筋肉疲労による回復の遅れ
長距離を走ることで、脚や体幹にかかる負担は大きく、繰り返しの負担が積み重なることで、これらの不調が引き起こされます。
さらに、筋肉や関節のアンバランスがあると、これらの症状が悪化し、慢性的な怪我につながることもあります。
オステオパシーがランナーにおすすめな理由
オステオパシーは、筋肉や関節のケアだけでなく、身体全体のバランスを整える施術です。
ランニングは全身を使うスポーツであり、特定の部分だけでなく、全体の調和が重要です。
オステオパシーによるアプローチがランナーにとって優れている理由は以下の通りです。
身体全体のバランスを整える
オステオパシーは、骨格や筋肉のバランスだけでなく、内臓や神経の調整も行います。これにより、パフォーマンスを最大限に発揮しやすくなり、長距離ランナーに特有の局所的な疲労や負担を軽減できます。
怪我の予防
走る際のフォームが崩れると、負担が特定の関節や筋肉に集中してしまい、怪我のリスクが高まります。オステオパシーは体の非対称性や姿勢の癖を見つけ、正常な動きに戻すことで、怪我を未然に防ぐことが可能です。
疲労回復を早める
オステオパシーによる施術は全身のバランスを整え血流を促進することで、マラソン後の疲労回復をサポートします。リンパの流れも改善され、老廃物の排出を助けるため、回復スピードが向上します。
施術内容と効果
骨盤・背骨の調整で体の軸を整える
長距離を走ると、ランナーは無意識のうちに片側に負担をかけやすくなります。
骨盤や背骨が歪むことで、体の軸が乱れ、効率的な走りができなくなることも。
オステオパシーでは骨盤や背骨の調整を行い、左右のバランスを整えることで、体の軸を正しく保つサポートをします。
足首や膝関節のアライメント調整
足首や膝関節の歪みを整えることで、着地時の衝撃を吸収しやすくします。
ランナー膝や足首の捻挫を予防するためにも、これらの関節のアライメントをチェックし、適切な動きを取り戻します。
症例報告
過去にも陸上部の小学生〜中学生をサポートしていたことがあります。
その際、長距離ランナーに多かった怪我が、足底腱膜炎や腰椎分離症、シンスプリントでした。
担当した中学生の子も、足底腱膜炎と腰痛が主訴としてあり、練習後が歩けなくなるくらいの痛みが出る子でした。
介入前の検査では、姿勢が反り腰で背中の可動性が悪く、股関節や体幹の機能が落ちていました。
オステオパシーによる介入で、身体のバランスや自律神経のバランスを整え、姿勢の改善と痛みの改善を得られました。
その後、走る際の姿勢指導や、股関節・体幹の使い方を指導し全治3週間ほどで競技復帰することができました。
身体の不調やランニングフォームまで確認することができるので、ランニングを始めた方や、ランナーの方で痛みや不調のある方は一度施術を受けに来てください!