【札幌円山整体院が教える突発性側彎症と自律神経系の関係】

突発性側彎症に与える自律神経系の影響
神経伝達と筋肉の制御
神経制御
自律神経系は筋肉の緊張と弛緩を調整する役割を果たします。
突発性側彎症の患者では、この調整が乱れている可能性があります。これは、脊柱起立筋やその他の関連筋肉のバランスが崩れることによって脊柱が湾曲する可能性があります。
姿勢制御
自律神経系は姿勢制御にも関与しており、姿勢の維持に重要な役割を果たします。
突発性側彎症の患者では、自身の身体のボディイメージの低下や空間認識能力の機能低下があり、自身の姿勢の認識がエラーを起こしている可能性があります。
その他、バランスやボディイメージを形成する身体構図の機能が低下するなど、自律神経系と他の姿勢制御を行う機能の両方の機能が低下しているため、側彎症のリスクが高くなります。
血流と代謝
血流調整
自律神経系は血流の調整にも関与しています。
脊柱周囲の血流が不均衡になることで、筋肉や骨への酸素供給や栄養供給が妨げられ、脊柱の成長の妨げになり側彎症に関与することが予測されます。
代謝異常
自律神経系の不調は骨を形成するホルモンのバランスを崩したり、食欲や睡眠などに関連するホルモンにも異常をきたします。それにより骨や筋肉の成長に影響を与える可能性があります。
メラトニンとホルモンバランス
メラトニン
メラトニンは睡眠と覚醒のリズムを調整するホルモンですが、骨の成長と修復にも関与しています。
自律神経系はメラトニンの分泌を調整しており、このホルモンの不均衡が突発性側彎症に関連する可能性があります。
その他のホルモン
成長ホルモンやエストロゲンなど、骨の健康に関与するホルモンの分泌は自律神経系によって調整されます。これらのホルモンのバランスが乱れることが側彎症の発症や進行に寄与することがあります。
また、エストロゲンは女性ホルモンとも言われており、思春期からホルモン分泌量が増加します。
エストロゲンの影響が強いことから、側彎症は男性より、女性の方が多いと言われています。
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